iPod touch 5

 ちょっとまて、カメラじゃないぞ。

ええ、言わんとしていることはわかります。音楽プレイヤーのおまけカメラをカメラと呼ぶのか、と。でもこれは、私が実質初めて写真を撮った大切なカメラなのです。f:id:Shirauo:20240118003537j:imageこれはiPhone(右)との時の記念写真

 そもそも、iPod touchなんていうのを知らない方が大半でしょうから、少しご紹介しましょう。iPhoneはわかりますね?かの有名なApple社の携帯電話です。そこから、電話のできる機能を省いた代わりに、軽量化して音楽再生に特化したもの、とお考えください。要するに電話はできないけどイヤホンがささるスマホです。

カメラは貧弱そのもので、暗いレンズ、画角も結構狭め。でも明るい光のある場所なら意外ときれいに写るものです。なぜかオートホワイトバランスが大変優秀で、かなり見た目に近い色を出してくれます。色再現の難しい夕焼けなども、このおまけカメラは非常に良い階調とやさしい暗部をもってして描き出してくれるのです。f:id:Shirauo:20240118003942j:image


 そんなiPod touch 5は、小学生のうちはカメラとしてだけでなく、ブラウジングやYouTuber鑑賞、ドラクエをやりこんだり、ずっと愛用しておりました。

ということは、およそ6年間ほぼずっとこれで写真を撮っていたことになります。当時は犬を飼っておりましたからその犬や、散歩で入った森、そこで出会った野生の動物、登った山の展望台からの風景、作ったお菓子などなど...小学生ならではの、今の体力や余暇や金銭力ではとてもできないような多彩な思い出が、たった数千枚の写真に収められていました。

今でも動きます。使い道はないですが。これも捨てれないんですよねぇ、気が引けて。