なんだかんだ言って、スマートフォンで写真を撮る機会は結構多いです。なんせ肌身離さず持ち歩くものですから。絶対金を貯めてこのポジションをコンデジに置き換えるんだ!という夢はさておいて、携帯電話の域を超えた「ポケットカメラ」としてのスマートフォン、そんな面を見れたら良いかなと。
さあ見ていきましょうまずぶっちゃけた話、重いんですよ、私のメインシステム。D90に18-200VRIIと諸々ストラップですから、概算1.3kgくらいでしょうか。
そりゃあ、ヨシ今から写真でも撮るか、という時にはべつに全然重くなんかないんですよ。でもでも、そうやって気合いを入れてカメラ構えてるときじゃなくても、シャッターチャンスはいつ何時だろうが四方八方に散らばっています。そんなとき、カバンからよっこらせと1.3kgを持ち上げて、フェルトカバーを取り、レンズフードを装着してキャップを取って、しっかりとグリップとレンズを支えてファインダーに額を押し当て、ようやくホワイトバランスや露出の設定に入ってシャッターを切る...ああ!やってられるかこの野郎!!撮るまでに10秒、撮るに10秒、仕舞うにまた10秒かかります。予定があって急いでるときもあるし、気軽じゃなくて興醒めするし、なによりそんなモタモタしてたら普通にシャッターチャンスを逃します。
...ところでこれ、かなりデジタルズームをかけて換算140mm(5倍)くらいで撮ったんですが、意外と見れなくもないですね?
何度も言っていますが、私はiOS12あたりから搭載されたスマートHDRが大っ嫌いで、よくまあこんな精度の低い合成処理を「賢くて広いダイナミックレンジ」だなんて言えたなオイコラってなってるんですが(不正確なWB、変な空、それに引っ張られて黒潰れる木)
しかしどうしてかこういう撮り方するといやに思い通りな感じに写るっていうか...なんて言うんでしょう、ボキャ貧にてこれ以上なんとも言えないのですが、なんか違うんですよ。
まあでも?そんなiPhoneの「賢くて広いダイナミックレンジ」も、たしかに「賢いし広いな」となるシチュエーションはあります(ちなみにこれはインカメラ)。かならずしも悪いってわけじゃなく、写すものに結果が左右されすぎるのが嫌なのです。
あー!RX100M7がほしい!