カメラ・オブスキュラを作ってみた

何だこの珍妙なブツは...f:id:Shirauo:20240824163732j:image夏の自由工作というには雑ですが、カメラ・オブスキュラがどんなものか気になったので作ってみました。

 そもそも、カメラ・オブスキュラとは何かご存知でしょうか。小さな穴に光を通すと、レンズがついているわけでもないのに結像し、その風景が写し出されるというものですが、ムズかしいですね。原理については下記のサイトがわかりやすいので引用しておきます。http://www.thothchildren.com/chapter/5b101ffc5eba7604b3c4ba6c

 御託はいい、さっさと作るぞ...となればまずダンボールを買ってきます。f:id:Shirauo:20240824164301j:imageサイズ間違えました。
f:id:Shirauo:20240824164258j:image次に押しピンか何かで穴を開けます。0.3mmほどの穴にすればよいのですが、最適な穴の直径は次式で表されるそうです。

穴の直径=√(2×焦点距離×見たい光の波長)

波長には600nmを代入しておけば大体どうにかなります。

 

f:id:Shirauo:20240824165805j:image最初の画像で箱の半分だけ空いていたのはこのように被るためです。遮光のための創意工夫というつもりですが、我ながら滑稽ですね...

f:id:Shirauo:20240824165946j:image箱の中には投影用紙を持って入ります。白ければ何でもかまいません。穴を景色に向け、その光の入ってくる先に紙を持ってくるとあら不思議、上下反転した景色がたしかに映し出されています。焦点距離は紙の位置で調整します。
f:id:Shirauo:20240824165949j:imageわかりやすいように上下反転させた写真です。
f:id:Shirauo:20240824165952j:imageそしてこれは普通にスマホカメラで撮ったもの。なるほど、同じ景色。

 

で、成功したはいいのですが、このクソデカ箱置き場所に困ります。どうしよう